レベルミノーとレベルミノークイック72って何が違うの?サイズ感だけ??
いえいえ。名前は両者ともレベルミノーとついていますが、調べていくと全くの別物!
気になるレベルミノークイック72のアクションを徹底解説していきます!
オリジナルレベルミノーとレベルミノークイック72の違い
サイズは「レベルミノー」が125mmに対し、「レベルミノークイック」が72mm。
ウエイトは「レベルミノー」が1/2oz(14g)に対し、「レベルミノークイック」が3/16oz(約5.3g)となっております。
サイズやウエイトはもちろんですが、アクションについても「レベルミノー」と「レベルミノークイック72」は全く別のアクション設定にされています。
オリジナルの「レベルミノー」は高速明滅ロールアクションするのに対して、小型の「レベルミノークイック72」に関しては、ゆっくり巻いても、普通に巻いても、早く巻いてもアクションのレスポンスを良くする為にウォブリングアクションに設定されています。
レベルミノークイック72のアクションが生きるのは…
ずばり春です!
春の小魚は、産卵を終えてちょっと弱ってヘロヘロしてるのが多く、それを狙っているor食いたいバスが大半です。
なぜなら捕食が簡単だから。
冬の代謝が上がらない時期から徐々に暖かくなって少しずつバスは動き始めます。
しかし体力はまだ完全には回復しておらず、捕食しやすい餌から食べていく事で徐々に体力をつけていきます。
そうなった時にオリジナルのレベルミノーの様なロールのギラギラっとするアクションだと、まだ元気すぎちゃう系の小魚のアクションになってしまいます。
これはバスが捕食したいベイトとはちょっと違う…。
なので、「レベルミノークイック72」はロールアクションでは無く、ゆっくり巻いた際に「弱った魚」を演出できる様にウォブリングアクションの設定にしてあるという事です。
レベルミノークイック72こだわりの潜行深度
今回のこだわりの一つ「潜行深度」ですが、これは50cm~60cm(入っても60cm)と浅めに設定されています。
市販されている通常の小型ミノーでも思いのほか1m前後まで入ってしまう物が多いんですが、これだとオカッパリの景色だとボトムを打ってしまう。
金森氏はこれが嫌だったから…という事で、”とにかく潜らせない“ように潜行深度を設定してあります。
浅い所を遅くも普通にも早く巻いても、トゥイッチやジャークしても深く深く入らない(潜っていかない)ように設定するのもオカッパリに特化したメーカーだからこその発想だと感じます。
まとめ
LEVEL MINNOW「Quick72」(レベルミノークイック72)のアクション情報をまとめました。
ゆっくり巻いても、普通に巻いても、早く巻いてもアクションのレスポンスを良くする為に設定されたウォブリングアクション。
春の巻きの釣りでレベルミノークイック72が活躍してくれそうです!
その他の関連情報にもコンセプトやアクション、使う場所や使い方、おすすめタックル等もご紹介しておりますので、
是非そちらもご覧ください。